基金訓練、正式名称「緊急人材育成支援事業における職業訓練」の選考試験を受けました。
基金訓練とは、雇用保険を受給できない人を対象とした職業訓練で、ハローワークの職業訓練窓口で相談します。訓練の受講料は無料(テキスト代などは実費)で、3ヶ月から6ヶ月間です。
介護、経理、宅建、Webデザイン、ファイナンシャルプランナー、ビジネスPC、3DCAD等の科目があります。
基礎的なコースと実践的なコースに分かれていて、基礎を受けてから実践を受けることは出来ますが、基礎から基礎、実践から実践または基礎を受けることは出来ないようです。
この基礎訓練を受けている間、一定の要件を満たせば、生活保障として、訓練・生活給付金の支給を受けることが出来ます。給付金の金額は、扶養家族がいる場合は12万円、それ以外は10万円です。
具体的に、基金訓練が受講できる条件ですが、下記の4つの項目が挙げられています。
1.ハローワークに求職申し込みを行っている方。
2.ハローワークにおいて、キャリア・コンサルティングを受けて、基金訓練のあっせんを受けた方。
3.訓練を受けるために必要な能力などある方。
4.過去に公共職業訓練を受講したことがある方は、訓練修了後1年以上経過し、かつ、平成21年6月8日以降に受講を修了した公共職業訓練の期間と、新たに受講しようとする訓練の期間が合計して24ヶ月を超えない方。
1,2については、ハローワークの受付で、「基金訓練を受けたい」といえば、案内してくれます。案内された窓口でも、同じことを言えば、次の窓口に案内してくれます。
3については、各訓練校の筆記試験や面接で、選考されます。
4については、お役所の言い回しでややこしいですが、公共職業訓練受けたことがある人についての制限で、去年の6月7日までに訓練が終わった人は、訓練が終わった日から1年以上たっていないと受講できないと言うことです。去年の6月8日以降に公共職業訓練が終わった人は、終わってから1年たっているうえに、訓練の期間を合算して24ヶ月以内でないと受講できないと言うことです。
私は個人事業主で、雇用保険の受給資格がなく事業も崩壊状態なので、この基礎訓練を受けることにしました。
科目は、Webデザイナー科で、2箇所を併願しています。
で、続きは、次回に。